こんにちは、アツシです。ウクライナでの混乱以降に目立ってきた様々なものの値上げで改めて話題になり注目されている食料自給率とお米について書きたいと思います。
ここでは政治の問題は語りませんが、越後湯沢や南魚沼だけでなく全国の農業が盛んになって、食べるものだけは何があっても国内で調達できるようになれば良いと思っています。
今日はこんなことを書きたいと思います。
- 現状の食料自給率と目標
- まずはもっとお米を食べよう
- パン食を米食に
1. 現状の食料自給率と目標
令和2年までの日本の食料自給率の推移です。農林水産省のページから抜粋しました。農林水産省の元ページはこちらになります。
カロリーベースでは、昭和40年に73%あった自給率が令和2年では37%まで減っています。では世界各国はどうなっているのでしょうか。こちらも農林水産省のページからになります。
世界の主要国の中でも最も低いレベルです。こちらが農林水産省の元ページになります。輸入に頼らずに、せめてドイツやイギリスのレベルには早急に戻って欲しいものです。政府は補助金を出すなら、農家が増えるような施策と共に貢献して欲しいものです。
2. まずはもっとお米を食べよう
年間の一人辺りの米の消費量の推移は以下の様になります。(数値は農林水産省のページから抜粋)
国民1人・1年あたりの米の消費量は、1962(昭和37)年度の118.3kgピークに一貫(いっかん)して減少傾向(げんしょうけいこう)にあります。
1970 (昭和45)年 95.1 kg
1980 (昭和55)年 78.9 kg
1990 (平成2)年 70.0 kg
2000 (平成12)年 64.6 kg
2010 (平成22)年 59.5 kg
2020 (令和2)年 50.7 kg
単身世帯(たんしんせたい)の増加(ぞうか)や共働(ともばたら)き世帯の増加など、社会構造(しゃかいこうぞう)の変化により、ごはんを家で炊(た)く割合(わりあい)が減(へ)り、お弁当(中食)や外食などで米を消費する割合が1985(昭和60)年度には15.2%でしたが、2020(令和2)年度には30.8%に増えています。
確かに共働きが増えれば家でご飯を炊く割合は減ると思いますが、学校の給食をパンからご飯に戻したりして、少しでも輸入に頼った食材を持久できる食材に変更していくこともすべきではないかと思います。
3. パン食を米食に
私は栄養士でも医者でも無いので、一般にネットで得られる情報を元に進めます。一般的な情報として、パンの材料である小麦にはグルテンが含まれており、食べすぎると健康面で良くないと言う話を聞きます。それが正しいか正しくないかは議論になるのでここまでにしますが、パンであればお米や市販の米粉から作ることも可能ですので、日本の農業を盛り上げて、さらに食料自給率をあげるためにも米食を増やすのはいかがでしょう。せっかく南魚沼では世界に誇れるお米が生産できるのですから!ネット上には米粉からパンを作るレシピもたくさんあります。自分達で作れる食料の比率をあげるためです。
また、お米からパンをつくるレシピ動画もありますので気軽に試せると思います。
今回は日本が世界に誇る南魚沼産のお米が末長く引き継がれていくとこを願って、食料自給率と米食増加について取り上げました!